重力加速度(g)を計算してみよう

質量1kgの物体に働いて1m/2の加速度を生じさせる力の大きさを

力の単位とし、1ニュートン(N)とよび、1N=1kgm/s2である。

地表面にある質量(m)kgの物体に働く重力の強さは、標準重力加速度(g)9.80665 m/s2とすると

mg = 1kg x 9.80665 m/s2 = 9.80665kgm/s2 9.80665N となる

<重力(万有引力)>

全ての物体は、2物体の質量の積に比例し、それらの距離の2乗に反比例する力で引き合っている

これを{万有引力の法則}という 

                      mM
   式で表すと
   F = G ───

               r2

このGは「重力定数」とよばれ、 G = (6.67259±0.00085) x 10-11m3/kgs2 である

Gは非常に小さいため、地球の表面にある物体に作用する重力は、主として地球のおよぼす引力である。

したがって、地球の表面にある物質に作用する重力は

                  mM
        F = G ─── mg  となる。

            r2  

                              G重力定数 (6.67259±0.00085) x 10-11m3/kgs2
                   m:地球の表面にある物質の質量(kg)
                   M:地球の質量(kg)
                   r:地球の半径() 

                         M
したがって
重力加速度  g = G ───   となる。

                r2  

ここで実際に重力加速度(g)を計算してみよう

    地球の質量 M= 5. 974 x 1024 kg
    地球の半径 = 6.37 x 106 m

                           5. 974 x 1024 kg
   g = 6.67259 x 10-11m3/kgs2 ───────   =  9.82383 m/s2
                 (
6.37 x 106 m2  

標準値よりすこし大きくなった。これは地球が回転しているために生じる、重力と反対方向に働く「遠心力」を無視したためと考えられる。

地球を真球として、赤道上での遠心力を計算してみよう。

     遠心力(a) = ω2       ω:角速度  r:地球の半径

     a =2π / 24 x 36002 x 6.37 x 106 = 0.03369

重力加速度(g)を再計算してみると

   g = 9.82383 0.03369 = 9.79014 m/s2

こんどはすこし小さくなった

これは、赤道上で遠心力は最大であり、南極や北極に近づく(緯度が高くなる)にしたがって、
遠心力は小さくなっていく。標準値は平均を取っているか、実測値か、または各計算値の精度誤差が
考えられる。いずれにしても、実用上問題のない結果となった。

以上のように簡単に重力加速度(g)が計算できることが分かった。

太陽や月の半径・質量が分かれば、その重力加速度(g)を同様に計算できるので挑戦してみては?

(インターネットで検索すれば見つかると思います・・・たぶん?)